失礼なく「少々お待ちください」と英語で言ってお客様を逃がさない接客表現
「少々お待ちください。」って英語で言えますか?そう難しい表現ではないので、ひょっとしたら言えるかもしれないですね。
でも、外国人のお客さんを接客するときに待ってもらいたいなら、「少々お待ちください。」って言うだけでは少し足りません。
どうしてだと思いますか?自分が接客される立場のお客さんになったつもりで考えてみましょう。
店員に何か質問したときに、店員が「少々お待ちください。」だけ言ってその場を立ち去ってしまったら、「おいおい、何を待てって言うんだ?」と不安になりませんか?
いつまで待てばいいか分からないから、嫌になって店を出てしまうかもしれないですよね。
これと同じで、外国人を接客するときにも「少々お待ちください。」だけではなく、もう一言が必要なんです。
「少々お待ちください」だけでは待ってくれないかも・・・
[char no=12 char=”接客担当者 右向き”]今日、うちのお店にすごく体が大きい外国人が来たんです。気に入った服があったみたいだけど、お店に置いている服ではサイズが合わなかったんですね。
だから在庫を確認しに行きたくて「少々お待ちください」と言いたかったんだけど「Wait(ウエイト)」だけしか言葉が出てこなかったんです(涙)。
だから、「ウエイト、ウエイト」って何度も言って在庫を見に行ったんだけど、戻ってきたらもういなくなってたんですよ。
どうして待ってくれなかったのかな?[/char]
[char no=6 char=”接客英語のプロ”]「Wait(ウェイト)」でも意味は通じるけれど、日本語にすると「待て!」なのでお客様を接客するときに使うには、あまり良い言い方じゃないですよね。
お客様に「しばらくお待ちください。」って英語で言いたいなら
Please wait a moment. (プリーズ・ウェイト・ア・モーメント)
がおすすめです。
でも、これだけでは、どうして待たなければいけないのか分からないので「自分を放ったらかしてどこかに行ってしまった」と思うかもしれないですね。
だから、どうして待ってほしいのかを説明した方がいいです。在庫を確認するなら、
I will check the stock.(アイ・ウィル・チェック・ザ・ストック)
「在庫を確認してまいります」
も言った方がいいです。[/char]
[char no=12 char=”接客担当者 右向き”]店員:なるほど。「少々お待ちください。」だけ言って店員がいなくなってしまったら、どうして待たなければいけないのか分からないから不安になりますよね。[/char]
[char no=6 char=”接客英語のプロ”]さらに、
I will be back in a few minutes.(アイ・ウィル・ビーバック・インナ・フュー・ミニッツ)
「2、3分で戻ってきます」
と言っておくと、「2、3分くらいなら待ってもいいか。」と思うので、お客さんも待ってくれると思いますよ。[/char]
[char no=12 char=”接客担当者 右向き”]そうか!日本人のお客さんを接客するときは当たり前にできることなのに、外国人が相手だと急に説明不足になってしまうんですよね。
反省しなきゃ![/char]
今日の接客英語ポイント
Please wait a moment. (プリーズ・ウェイト・ア・モーメント)
「しばらくお待ちください。」
I will check the stock.(アイ・ウィル・チェック・ザ・ストック)
「在庫を確認してまいります。」
I will be back in a few minutes.(アイ・ウィル・ビーバック・インナ・フュー・ミニッツ)
「2、3分で戻ってきます。」
「お待ちください。」だけでなく、どうして待ってほしいのか、どれくらい待ってほしいのかを説明すると、外国人のお客様は安心してくれます。
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