レストランや他の飲食店で注文を取るときに使える英語フレーズを紹介します。
レストランのシステムは、日本と外国との間で大きな違いがあるわけではないので、英語でコミュニケーションできなくてもそれほど大きな問題はないかもしれません。
でも、「外国人に「フリードリンク」はNG！「飲み放題」の正しい英語は？」でお話したように、英語の表現を間違えると、ちょっとした勘違いから誤解が生じる可能性はあります。
注文を取るときのフレーズには決まったパターンがあるので、いくつかの英文を覚えてしまえば簡単です。
ムダな誤解を避けるためにも、よく使う接客の英会話フレーズは覚えておきましょう。
レストランで注文を取るときに使える英語フレーズ
アキラナオコさん。前回教えたレストランでお客さんを迎えるときの接客英語フレーズは役に立っているかい？
ナオコ.はい。おかげさまで、私が指導しているウェイター/ウェイトレスの皆さんが、何とかスムーズに外国人のお客様をテーブルに案内できるようになりました。
ありがとうございます。
アキラそれじゃあ、今日はテーブルに案内した後に注文を取るときに使える接客英会話フレーズを教えてあげるよ。
料理についての細かい説明を英語でするのは難しいけれど、注文を取るときの会話はパターンが決まっているから、覚えておいたらすぐに役に立つよ。
ナオコ.ぜひお願いします。
アキラそれじゃあ、レストランのテーブルでメニューを渡すときの接客英語から始めるね。
Here is your menu.（ヒヤー・イズ・ユア・メニュー）
「メニューをどうぞ。」
Please let me know when you have decided.（プリーズ・レッ・ミー・ノウ・フェン・ユー・ハヴ・ディサイデッド）
「注文が決まったらお知らせください。」
I will be back when you are ready to order.（アイ・ウィル・ビー・バック・フェン・ユー・アー・レディー・ツー・オーダー）
「後ほど注文をお伺いにまいります。」
Are you ready to order? （アー・ユー・レディー・ツー・オーダー）
「ご注文はお決まりですか？」
I will take your order. （アイ・ウィル・テイク・ユア・オーダー）
「注文をお伺いいたします。」
Certainly. （サートゥンリー）
「かしこまりました。」
I will repeat your order. （アイ・ウィル・リピート・ユア・オーダー）
「復唱いたします。」
Would that be all? （ウッド・ザット・ビー・オール）
「ご注文は以上で間違いありませんか」。
「間違いありません」かではなく「ご注文はこれで全部ですか」と言います。
Thank you.（サンキュー）
「失礼いたします。」
注文を受けてテーブルを去るときに「失礼いたします」とは言いません。「Thank you.」と言います。
料理をテーブルに運んだときには
Here you go.（ヒヤー・ユー・ゴー）
「お待たせいたしました。」
「お待たせいたしました」は、そのまま英語にすると「Thank you for waiting.」ですが、料理を運んできたときに「Thank you for waiting.」とは言いません。「どうぞ」という意味の「Here you go.」と言います。
Soup of the day is ～.（スープ・オヴ・ザ・デイ・イズ ～）
「今日のスープは～です。」
ナオコ.ありがとうございます。さっそく明日、ウェイトレス/ウェイターの皆さんに教えてあげます。
今日の接客英語ポイント
日本語と英語では表現の仕方が違うので、日本語をそのまま英語に置き換えてのでは変な表現になってしまうことがあります。
たとえば、日本語ならテーブルを去るときに「失礼いたします」と言うのは何の違和感もありませんが、テーブルを去るときに「Excuse me.（失礼します）」とは言いません。
こういった表現の違いは、難しく考えずにそのまま覚えてしまいましょう。
※接客英語.comでは、日々、新しい接客英語フレーズを記事に追加して更新しています。そのため、記事に書かれている英語フレーズがオーディオには収録されていない場合があります。ご了承ください。
オーディオを聞いて発音を練習しよう！
再生ボタンを押すと、今日の接客英語フレーズをオーディオで聞くことができます。声に出して練習しておくと、実際に使うときにパッと出てくるようになりますよ。
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